2020年05月11日

思ったよりも、ノンビリとスタート

 連休が明けたが、思ったよりもノンビリとしています。
だから、絵を見はじめた。

 絵は描けないが、絵を見るのは好きだ。

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昨日は、寝室 フィンセント・ファン・ゴッホ
今日は、ケープコッドの夕べ エドワード・ホッパーでした。


川谷香蘭の絵のない画集 mag2 0000108215
絵のない画集 第1211回 2020年5月5日号
(メルマガ)
ルーベンス 天の川の起源
さて、今回の《極私的》鑑賞作品は、
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   ルーベンス 天の川の起源
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 ヘラクレスは大神ゼウスが人間の娘アルクメーネに生ませた
子でした。
 アルクメーネの美しさに一目惚れしたゼウスは、色々な甘言
を弄して言い寄るのですが、夫となる男を決めていたアルクメ
ーネには効果がありません。そこで最後の手段として、ゼウス
はアルクメーネが夫と決めていた男が戦に出ている隙に、その
男に化けてアルクメーネの寝台に潜り込んで想いを遂げてしま
います。
 その夜帰ってきた男とも交わったので、月満ちてアルクメー
ネは、神の子と人間の子との双子を産みます。一説によると、
ゼウスの浮気を知ったヘラが怒って、出産を司る神に頼んでヘ
ラクレスをアルクメーネのお腹からなかなか出ないようにした
ので、クラクレスの出産は数ヶ月遅れた、とのこと。
 アルクメーネが産後の肥立ちが良くなくて死んでしまったの
で、赤子のヘラクレスの面倒はゼウスがみていましたが、思い
ついてこの子を不死の身にしてやりたくなって、そのためには
ヘラの乳を飲ませるのがいい、ということで、車を孔雀(はヘ
ラの聖鳥のひとつ)に引かせて天上の雲で一休みしているヘラ
のところに、ヘラクレスを連れて行きます。
 雲の上で気持ち良くなって、うとうとしているへらの乳房に、
腹を空かせたヘラクレスがむしゃぶりつきます。
 すると、ヘラはびっくりして、ヘラクレスを引き離します。
しかし、ヘラの乳房からは大量の乳が溢れ出て、それが空に飛
び散って、天の川(Milky Way)になったということ
です。(むかしのギリシャの人々の創造力の素晴らしさを感じ
させる話です。)

 ルーベンスのこの絵に描かれているヘラは、優しそうに赤子
の背中に手をまわして、自分の乳房を押してしっかりと授乳し
ようとしているように見える。たしかにその乳房からは、ヘラ
クレスの手で圧されて、大量の乳が流れ出ているのが分かる。
 ヘラは後光が差したように気高く優しい顔をしているが、こ
れはモデルがルーベンスの愛妻であるためである。その一方、
傍にいるゼウス(足元に雷の束を置いているので)は、あまり
さえない様子で息子に、お前はいいよな、おっぱいをさわれて、
とでも言いたそうな拗ねた顔をしている。

 じつはこの話は前にもしていて、その時はティントレットの
絵を紹介したのでした。(第258回「ティントレット 天の
川ができたわけ」)たぶん、同じような話を書いたと思うので
すが、(ロンドン・ナショナル・ギャラリーのリンクが変わっ
たので、ホームページの過去リストからはエラーになってしま
います。新しいリンクを本稿の末尾に載せました。)こちらの
絵の方が、この話にそった緊迫感が出ていると思います。

        *     *     *

 『ルーベンス 天の川の起源』
 1636〜37年頃の作
 プラド美術館(マドリッド、スペイン)
 縦181センチ、横244センチ

 画像はこちらに、
 https://www.museodelprado.es/en/the-collection/art-work/the-birth-of-the-milky-way/c7369ad2-f0ae-4d5d-bb23-21f51bd3283c

 ルーベンス(Peter Paul Rubens)
 1577年生、1640年没

*参考に、ティントレット 天の川ができたわけ(1575年頃の作)
 https://www.nationalgallery.org.uk/paintings/jacopo-tintoretto-the-origin-of-the-milky-way

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posted by トモ兄 at 12:46| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする