2008年08月22日

悔いなしと打たれる杭_2


福原愛選手の試合をテレビ観戦

15日、羽田・始発便で長崎へ。18日、福岡・最終便で東京へ。自宅に戻ったのは、19日になっていた。すぐに仕事に取りかかり、申し訳ない気持ちもあったが、まずは20日午後に提出。あまりにもバタバタ。
21日、やっと落ち着いたが、まだ多少ボーッとしている。
この日は、福原愛選手の試合をテレビ観戦し、
それから、朝日新聞夕刊のオリンピック関連記事を読む。

女子シングルス4回戦を行い、福原愛は世界ランキング1位で第1シードの張怡寧(中国)に1−4で敗れる。

やはり、福原愛選手は人気がある。3つの記事が掲載。
僕なりの感想を書いてみたい。



新聞を見ると、
◎第1面に、写真付き「福原、前回覇者に苦杯」という大見 
 出し。小見出しは、「戦いに悔いなし」


※4年前はラッキーな出場で、今回は狙って出場。自信があっ
 たようだ。僕のイメージだと逆のような感じがする。
 福原愛選手は、まだ全日本チャンピオンを達成していない。
 普通だと出場できないかも。日本では弱く世界では強という
 不思議な現象が起きている。

◎第3面に、写真付き「福原、女王の壁」という見出しに、

 「今日の試合で技術面、精神面で少し強くなったかな」。
※世界1位に負け、泣いて悔しがるようになったとき、
 福原は、メダルを狙える選手になる。(稲垣康介)

※正にその通りで同感。
「戦いに悔いなし」では、「メダルに手が届かない」。
 但し、福原愛選手は未体験ゾーンに足を踏み入れたことを
 感じた。ついに最高レベルの戦いを張怡寧から引き出した。
 具体的には、打ち損じて笑みを浮かべたときがそれに当た 
 る。並大抵の努力と素質では、ここまで最高レベルのシーン
 と出会うチャンスはない。また、それだけの能力を得たこと
 になる。
 しかし、ここで満足すれば、先がないということ。
>「戦いに悔いなし」では、「メダルに手が届かない」。

◎第13面に、写真付き「2人の「姉」へ恩返し」という
 大見出し


※内容は、中国から日本に来た二人のコーチの役柄分担と、
 福原愛選手のこれからのこと。
 福原愛選手は、負けず嫌いという性格と高い運動能力を
 備え、しかも、
 素晴らし環境にも恵まれていることが分かる。


オリンピックの試合で、張怡寧の作戦は、福原愛選手の体格(リーチの短さ等)と、またバックハンドの一定の球種(ドライブボールがない)を欠点と捉え、バック側から試合を組み立てた。張怡寧のバックハンドはミートとドライブができ、両サイドを狙い、福原愛選手を振り回した。福原愛選手は、反応の速さとフォームがコンパクトなため、ボールを左右に振られても対応できるが、特にこのバックハンドによるスピードの緩急や、回転量の多いストレートドライブにタイミングを合わせることができず、相手にチャンスボールを与えたり、また打ちミスも重ねてしまった。張怡寧の攻撃は、よく踏み込んだフォアハンド攻撃の威力はいうまでもない。
世界No.1である選手は戦術を徹底した。

一方の福原愛の作戦は、あたって砕けろだった。つまり、試合の流れの中で、何らかの方法を試すことによって、チャンスを発見をするしかなかった。それだけ張怡寧という選手は欠点の少ない偉大な選手なのだ。張怡寧はリーチも長く、その上、攻撃と防御のバランスもいい。しかしそれでも1ゲームを取った。ポイントは3球目攻撃とライジングによるサイドを切るコース取りだった。

つまり、ハイリスク・ハイリターンの戦術。
1ゲームを取ることができたのは、一か八かの攻撃を仕掛けたのではない。サーブからの3球目攻撃ができた。なぜだか分からないが張怡寧の動きも鈍くなった。もしかすると福原愛選手は、その理由を分かっているかもしれない。なぜなら、次のゲームも展開が似ていたし、試合後のインタビューで、チャンスはあったがうまく逃げられてしまった、という趣旨の発言があった。
また、福原愛選手と張怡寧の決定球のコース取りを見ると分かるが、福原愛選手のコース取りは、サイドラインを切っている。ところが張怡寧の場合は、両サイドに振っているがサイドラインは切っていない。張怡寧の決定球球は、いかに威力のあるボールを打つかにある。福原愛選手は、決定球の3球目とサイドラインを切るコース取りができることによってポイントできる。特にコース取りではハイリスクであるが、パワーに対抗できるのは、厳しいコース取りと打点タイミングの速さかもしれない。
ハイリスク・ハイリターンの戦術は、サーブやレシーブで攻撃の優先権をとり積極的に仕掛け、相手に防御を強いることによって、自分自身の得点率を上げること。

>「戦いに悔い(杭)なし」
 ではあって欲しくない。
 しょうもないダジャレだが、悔しい杭、打たれてしまった、
 出る杭は、自分自信の土壌をより強固にする。もしかすると
>「今日の試合で技術面、精神面で少し強くなったかな」。
 つまり、アスリートたちの目に見える少しの前進は、
 100メートルで0.01秒単位の大きな進歩かもしれない。

福原愛選手の19歳の熱い熱い夏は、大々先輩である偉大なチャンピオンとの試合で終わった。

僕が福原愛選手に思うことは、時代に逆行するかもしれないが、まず日本チャンピオンを狙ってもらいたい。日本選手のバックハンドのストレートドライブを狙い打ちできない限り、世界では通用しいと思う。

愛ちゃんの試合で、悲壮感のない国際試合を初めて見た感じがする。
努力をいとわない素晴らしい能力と最高の環境の中で、
19歳という年齢で達観してしまった、「戦いに悔いなし」
この心境が、これからの愛ちゃんにどう影響するのか?

posted by トモ兄 at 12:44| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
メッチャ気になるブログですぅ〜♪

エイッ! お気に入りに登録 完了♪
Posted by きよみ at 2008年08月23日 02:40
きよみさん、今日は。

我が儘で、思い込みが激しいブログです。
これからも宜しくお願いします。
Posted by トモ兄 at 2008年08月23日 11:22
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック