2009年03月13日

トム・クルーズ主演「ワルキューレ」

 試写会の招待券が当たったので、夫婦で「ワルキューレ」を見た。「ワルキューレ」監督:ブライアン・シンガー、主演:トム・クルーズ。久しぶりにドキドキして面白かった。
 「ワルキューレ」とは、ヒトラー暗殺計画「ワルキューレ作戦」のことで、その顛末をクールに描いている。その分、死と隣り合わせの極限状況や精神状態などを、観るものに想像させる。もちろんその出発点は、「ワルキューレ」の意味にある。
 そこで、「ワルキューレ」について3つの視点で感想をまとめてみたい。

ワルキューレ.jpg


 この映画のシーンで最も印象に残ったのは、この作戦の首謀者である、シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)が、独裁者アドロフ・ヒトラーに面会するシーン。その時のセリフで、うろ覚えだが「ワルキューレのことを知らない者は、ドイツの勇者になれない」というような趣旨を。その時のアドロフ・ヒトラーの迫力ある演技に緊張した。「ワルキューレ」の意味とは…

 「ワルキューレ」は、北欧神話に登場する、翼の生えた馬に乗る美しい戦乙女のことで、主神の命を受け、戦死した勇士たちを選び出し天上に迎え入れる役目。そして彼らは、終わりの戦いに向け訓練を受ける。

 第一の視点は、ヒトラーの視点。
独裁者のヒトラーは、ヨーロッパ全土を手に入れることや世界征服を企んでいた。そのためには、死をも恐れぬ勇者が必要だった。つまり、北欧神話における主神でありたかった。が、命を賭けた勇者たちによって、暗殺計画「ワルキューレ作戦」が進んでいた。

 第二の視点は、シュタウフェンベルク大佐の視点。
彼は国を愛するが、ヒトラーには疑問を抱いていた。そして同様のことを考えている人に選ばれ、「ワルキューレ作戦」の首謀者になる。彼もまた、ドイツを愛し未来のために、命がけで戦える協力者(勇者)を選択することになる。この戦いの最終目標は戦いを終わらせることであった。

 ヒトラー暗殺計画は「10分」
 一線を越えた、ミッションは実行に移された。
 戦死者を選ぶ女神「ワルキューレ」たちは、
 どちらを選択するのか。


 最後の視点は、僕たちの視点。
ヒットラー独裁体制であるドイツにおいて、命がけで、国の未来のために戦うドイツ人がいたことを知った。ヒトラー暗殺計画は、何回も実行に移されるが、ヒトラーは潜り抜けた。暗殺計画は「ワルキューレ作戦」が最後になったが、それからわずか9ヶ月後、ヒトラーは自決することになる。
 僕らは「ワルキューレ」でないが、死者の中から「勇者」に思いを馳せることはできる。
戦争は英雄を生むことがあるが、
未来のために命を捨て戦った、反骨の英雄たちがいたことを
忘れてはならない。
posted by トモ兄 at 12:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 文化・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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トムクルーズ 来日 ワルキューレ
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