2009年05月10日

「フィールド オブ ドリーム」のその後

 アクティブシニアの、「フィールド オブ ドリーム」の成長ぶりを写真に収めた。

 写真を較べると面白いので、比較します。

2009年03月06日
アクティブシニアの、「フィールド オブ ドリーム」
その日、はじめて畑の土づくりをした。畑は土そのものなので、そんなことをするとは全く意外だった。知らないということは恐ろしいものだ。畑の土に鶏糞を混ぜ耕し、最後に石灰を混ぜた。畑が白く見えるのは石灰のせいだ。石灰はどうして土と混ぜるのか分からなかった。

家庭菜園.jpg

それから、約2ヶ月
2009年05月09日の「フィールド オブ ドリーム」
この日は、作物の成長ぶりを写真に収めた。僕は犬の散歩がてらの見回りのみで、あまり畑作りには役に立っていない。ただし、畑は毎日のように見ていて、作物の生長の早さには驚いてしまう。そうそう僕の役割は驚くだけなのだ。真っ白だった畑がこんなふうになった。

0905畑_1 .jpg

0905畑_2.jpg


 写真を撮っていたら、この農園の地主の方に“こえ”をかけられた。これは不味い。くさ!
これから、お食事をとる方は決して続きを読まないでください。とてもいい臭いがしますよ。


 なんでも、地主さんが若い頃、町へ人糞を買いに行ってたそうだ。“声”をかけられたのはいいけれど、話しがどんどん“こえ”の方へ進んでいった。既に「肥だめ」はないが、不思議なことにだんだん匂ってきた。もう話しはとまらない。不味い。

 お百姓さん曰く、「肥だめ」は何のためにあるか?そんなのはどうでもいい!写真を編集しないと。10枚ほどしか取っていない。まさに取って付けたような理由だ。それでも話しは佳境へふつふつと突入する。
 実は、人糞はすぐに肥料として使えない。人糞は強すぎる(臭いではない)ために、発酵させる。そのために、「肥だめ」がある。つまり単なる穴ぼこではない。昔の人糞は、肛門様から離れた瞬間に人生が終わらなかった。「肥だめ」というか『ぬか床』のようなところで、いろんな想いにふけりながら最後のお勤めに励んだ。日差しが強い夏の日には、ふつふつとぶくぶくと発酵も盛んになる。また、夏の日差しでその表面が黒く固まってしまう。お百姓さんは恐る恐る棒でつつきながら掻き回す。この頃になると、ずいぶん発酵は進み、お百姓さん泣かせの強烈な悪臭も身につける。たぶん、今時の健康な男子でも卒倒するにちがいない。良薬口に苦し、良肥鼻に強しである。

 やっと、肥やしは成熟し最後の旅立ちの時がきた。いろんな人の個性がミックスされた。相乗効果による、一癖も二癖もある強烈な個性にもなった。発酵することでずいぶん丸くもなった。しかしそれでも、そのまま使うと作物は枯れるそうだ。結局、お百姓さんは水で薄めて丁寧に使う。
 肥やしは地球環境に負荷をかけない、循環型の製造ストーリーもやっと終わろうとしていた。よかった。あぁタメになった。

 しかし、どうして最近すたれたのか?見かけないのか分かるか?そんなの分かるか!
話しは続く。見なくなったのは最近ではない。も〜っと昔の話しだ。

 お百姓さん曰く、おトイレのくみ取りが少なくなったことや、その悪臭も原因の一つだが、もっと大きな原因があった。それはおトイレで使用する消臭剤や消毒剤が原因であるらしい。つまり、消毒剤が人体に悪影響を及ぼすことがあるらしい。そのことが分かり、急激に人糞からつくる肥やしがなくなった。話しがやっと終わったのではなく、人が良かれと思い製造した薬品によって、地球環境にとてもやさしい循環型の人糞による肥やし製造システムが終わったのだ。

 最初の疑問だった、なぜ石灰と畑の土を混ぜるのか、いろいろな話しを聞いた。人糞の話しは面白可笑しく書いたが、元お百姓さんである地主さんは、ほんと親切な人でタメになる話しをしてくれた。またその内どこかで、きっと会う…
ラベル:家庭菜園
posted by トモ兄 at 14:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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