2009年10月11日

月に芒


 昨日は、いつものように朝までのお決まりコース。
やっと終わりほっとしている。
 10月のメルマガ俳句読本をまとめて読んだ。
分相応なのか、年相応なのか、好みが変わってきたように感じた。見覚えがある月に芒。中秋の名月、風に揺れる枯れすすき。あぁ秋だな。僕なりに季節を愛でる。


月に芒.jpg



待宵や孫来る頃と門に佇ち   近藤 牛歩


 もう孫を期待しているらしい。気が早いですよ。
入籍はしたが、来年結婚式。娘の親としてはそれからでも。
待宵(まつよい)は、陰暦8月14日の夜、翌日の十五夜を待つという意味だそうだ。
 可愛い孫が来る頃と門に佇(た)ち待つ。空に待宵月。 
 そんなに、孫は可愛いのか。夢見るおじいちゃん。



 ちる芒寒くなるのが目にみゆる   小林 一茶


 まだ吐く息は白くないが、咲く芒は白い。
風に揺れる姿は寂寥感の極みか。
寒さをちる芒に喩え、変化をたしかに感じたのか。
何かが老いてゆく。そしてつなぐは自明の理。
たまには日本酒を飲もうか。心を温めよう。
そろそろ、北国では霜が降りて白く薄化粧をする。


 月に芒。
 月は静寂の象徴で、名月といえば秋である。名月は望月で
「もちつき」の音に似、静寂の中に兔が餅つく音が響く。
 芒は花が終わると獣の尾のようで「尾花」ともいう。
枯れ尾花は、風の中で乱れ舞い遊ぶようにも見える。
 秋は意外にも大人しくない。

 月は欠けてもいずれ満ち、芒は枯れても風に舞う。
人は「月に芒」の姿を愛で、ささやかな願いをかける。

posted by トモ兄 at 01:07| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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