2012年07月05日
丹羽孝希を応援しよう
丹羽孝希を初めて知ったのは、卓球フォーラムの書き込みだったと思う。北海道に、ジュニアでとても有望な選手がいる。それ以上のことは分からなかった。
そして、丹羽孝希が記憶に焼き付いたのは、2009年全日本卓球選手権。一般の部6回戦、中学2年生が元全日本チャンピオンの吉田海偉をギリギリまで追い詰めた。僕はその試合を観戦していて、時代が動き出したことを感じ、とても興奮したことを覚えている。
それから3年後、4月21日に香港で行われた、ロンドン五輪アジア大陸予選会。第2ステージ代表決定戦で、あの馬龍を見事に破った。この奇跡的な勝利や成長ぶりは、日本にとって大きな意味がある。オリンピックイヤーという時期に、初めての敗戦であっても、団体戦で対日本戦にもっている中国のイメージを狂わせたに違いない。
そして、こんなことも瞬間的に思ってしまった。決勝戦で日本対中国が実現すれば、今度は何が起こるか分からない。日本代表選手は、稀に見るほどの充実と、いまだに進化している。特に丹羽孝希の成長ぶりは著しい。
あまりの多大な期待は危険だと思うが、丹羽孝希には期待したい。なぜならば、彼は団体戦メンバーの3番手であり、思い切りできる位置にある。そして、卓球ファンであれば、馬龍は決してたまたま負けるような選手でないことを知っている。つまり、丹羽孝希は間違いなく強くなっているからだ。
丹羽孝希は、ロンドン五輪の大舞台を勝ち取った。
彼の努力とこれからのことに、卓球ファンとして、エールを送りたい。
丹羽孝希の大活躍と団体戦の貢献に期待します。
頑張れ、丹羽孝希。
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック