2013年08月19日

退屈もストレスという話し


 8/18号朝日新聞グローブを読んだ。面白かったのは、火星飛行、退屈が大きな壁という記事。

 現在の技術では火星まで、8カ月以上はかかり、宇宙飛行士は途中で飽きてしまう。本来はスリルに満ちた大冒険のはずが、最大の脅威は「飽き」にある。とみる科学者が多いそうだ。

 なぜ脅威になるのか。
動物の場合は、精神的に刺激を得られなくなると、単調で危険な行動を繰り返すようになるらしい。たとえば、動物園でクマがおりをガリガリかじったり、鳥が自分の羽毛をくちばしで抜いたりする現象が、退屈のためだそうだ。

 人の場合は、退屈もストレスにほかならない。脳は十分な刺激を与えられないとき、何とかして刺激を探そうとするそうだ。夢想したりとりとめのないことを考えたりする。その結果、うつを引き起こしたり、注意力を失わせたりする。
 
 宇宙飛行士は最も優れたパイロットだと思うが、退屈は操作手順を怠ったり、うっかりミスを犯すことも。しかし、何より懸念することは、動物と同様に人間が、あえてリスクのある行動をとる傾向にある。ということらしい。朝日新聞グローブを読んで、なるほどと思った。

 この心理学的な現象は、地球から遠く離れた宇宙船の出来事だけでなく、地上でも人間は同様のリスクを犯す可能性があると思った。たとえば、若者の失業率が高くなるとそんな傾向があるのでは。

 最近、デモの様子をテレビで見ることが多い。
たまにニコニコした人を見かけることがある。これって暇つぶしなのか、それとも刺激を求めているのか。主義主張もなくリスキーな行動で命を失ってしまえば元も子もない。

 退屈と忙しさは反対の状況だが、心理学的には似たような負担をかけ、確かにストレスだ。僕の場合は、ひとつのストレス解消法として、退屈でも忙しくてもブログを書くことにしている。
posted by トモ兄 at 02:20| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック