2016年01月06日

メルマガのWISDOMを読んで


 メルマガを6誌(俳句、美術、水彩、言葉、生命、ビジネス)とっているが、気になるタイトルがあると読んでいる。忙しくなると、ほぼ俳句と水彩のみになり、読むというよりも見るという感覚になる。

 1月4日に「舎人山に登りながら、「現在落語論」を聴く」をアップ。その内容は、何もないことが不思議なことに何かできる可能性を含んでいること。そんなイメージが残っている時に、WISDOM(毎週月曜配信)のタイトルを見た。

 いつものように、タイトルのみを見る。興味がないとスルーする。最近はほとんど読んでいなかったが、スキル・キャリアのカテゴリーの書店員がビジネスパーソンにオススメする一冊で「なんにもないから知恵が出る 驚異の下町企業フットマーク社の挑戦」(新潮社)があった。

 すると「なんにもないから知恵が出る…」が気になって読んだ。しかも書籍プレゼント付き【2016年1月20日(水)締め切り】。書籍プレゼントにも応募しよう。
 
 このタイトルの内容は、フットマーク株式会社の歴史や会長・磯部さんのアイディア発想法と本書の魅力を語ったもの。

 この本を読むと書いてあるかもしれないが、
 僕も思い出しながら少し書いてみたい。
 つづく…

 
 困ったことがあって「サルでもわかる」とか、最近は「ペンギンでも分かる」なんてタイトルがあって、できれば付けて欲しくない。つまり、サルよりもペンギンよりも劣っている自分を発見することがあって、小さな僕のプライドがズタズタになることがある。しかし、どうしてもチェックしてしまう悲しい性(サガ)。とか、なんにもないことが分かると自動的にアイディアが生まれることは、当たり前だが決してない。

そういうことはさておき、思いだしながらフットマーク。

 紹介されて、東京都中小企業振興公社の講習会〜ワールドカフェをやろう!〜「新しい市場の生み出し方・育て方」について話し合ってみませんか?を秋葉原ダイビルで受講した。
 
 うろ覚えなので、話しをつくってしまいます。

 まず、僕は磯部さんのことを全く知らない。

 講演が始まると、初老の人が現れホワイトボードにマンガを描きはじめた。人が石を遠くに投げる絵で、石は放物線を描き地面に落ちた。磯部さん曰く、投げた石は必ず落ちるそうだ。

 この人は何をいってんの?もう帰ろうかと思った。
 ところが、この初老の人の話しにどんどん引き込まれていく。

 磯部さんは「介護」とい言葉を発明し、1984年に商標登録。本来はRが付く。しかし、「介護」という商標を独占して利用できる権利を解放した。だから、「介護」という言葉は、誰もが使っている一般名詞のようになっている。
 
 石を投げた人はまさに磯部さん本人で、目標に向かって、手を変え品を変え、何回もチェンジした。しかも、それどころかマーケットも育てた。

 きっかけは、

 創業時代の頃の話に遡る。近所の奥さんが夜にこっそり訪ねられてきて「うちのおじいちゃんが最近おもらしをするようになって…。磯部さんのところで大きなおむつカバーをつくってくれませんか?」

 磯部さんは、創業以来、培われた赤ちゃんおむつカバー製造技術を転用した。そのおじいちゃんのためだけに、大きな型紙をつくり、大人用のおむつカバーをつくって差し上げた。
 そのときの奥さんの喜ばれた笑顔がとても印象的だったそうです。磯部さんはなんて素晴らしい人なんだろう。

 介護用品の販売開始は1980年で、当初の商品名は、大人用おむつカバー、それから、病人用おむつカバー→医療用おむつカバー。そして、「介助」と「看護」を組み合わせた「介護」という新しい言葉を発明し、1984年に商標登録をした。
 
 講演で会社案内もいただいた。
 ページをめくると、高村光太郎の『道程』の詩があった。

 僕の前に道はない

 僕の後ろに道は出来る
 
 どんなことがあっても
 この「道」は自分で切り開いて行くんだという
 強い決意が感じられた。

 足跡を後ろ向きに感じることがあるが
 磯部成文さんの足跡は
 将来を見据えた新しい1歩だった。

 



posted by トモ兄 at 10:05| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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