2017年12月16日

卓球部同窓会(番外編)

 一昨日、面白がって
>友達リクエストとメーセージを送った。
 
 昨日朝、メッセージが届いていた。
 HT君...写真では全然分からんやったよ(笑)。

 僕...そうやろう。僕も中学生時代の顔しか覚えてなく、分からなかった(笑)。

 まるで、タイムマシンに乗ったような気持ちで、記憶の階層を遡った。彼とは中学3年生以来話をしていない。卓球ではライバル関係にあり、当時のイメージと顔がハッキリと浮かんだ。彼は正義感が強く真面目すぎるほど真面目な性格で、負けず嫌いだった。しかも勉強の成績はダントツに良かった。
 そんなことが記憶の階層の端っこにあった。
 その彼が、長崎原爆病院の副院長で、外科部長になっていた。中学生までのことしか知らないが、ほんと素晴らしいと思った。また、卓球は続けているようだ。

 その頃の卓球成績はほんと残念だった。僕とHT君、T君、N君、M君で中学生最後の団体戦に臨んだ、事実上の決勝戦で2-2にもつれ込む。僕がラストに出てヘマ。誰もが優勝を確信したが初めての団体戦優勝を逃し、みんなの夢を潰してしまった。僕は挫折感に苛まれ、まだ中学生なのに人生で最悪の出来事となった。
 シングルスではN君が初優勝した。

 その3年後にまた同じような状況に。高校生最後の県大会(インター予選)の団体戦に臨んだ。間違いなく優勝すると誰もが疑わなかったし、同級生はみんなほんと強かった。2年連続でインター杯に行けると思った。ところが、団体戦でT君、N君がヘマをする。僕は3-3に持ち込みラストにつないだ。その時、初めて卓球の試合で足首を捻挫した。しかし、なんとしてジュースに持ち込み勝つことができたのは、二度と中学生の時のような惨めな思いをしたくなかったからだ。この試合は騒然としていた。そしてラスト、今度はまさかだったが、N君がヘマをした。
 僕は呆然としてしまったが、N君の気持ちは痛いほど理解ができた。世の中なかなか上手くいかないものだ。

 僕はシングルスで第2シードだったが、試合ができるような状況でなく、捻挫でまた挫折。もう最悪だった。
 団体戦でヘマしたT君は、シングルスで初優勝した。

 僕の卓球は6年間、結果は散々だったが、
 一生懸命でも、ヘマをするこがある。

 それから随分たって、森ビルの都市塾で6ヶ月間コンセプトワークを学んだことがあった。最後の授業で、なぜ受講したかと問われた。思わず「スポーツバカ」だからと言ってしまった。その時に先生が言った言葉が忘れられない。

 それは、「スポーツ、ばっか」だよ。
 つまり、青春という時間の中で、脇目も振らずに仲間たちと卓球に打ち込んだ。
 だから、人生において、誰もが経験できないような、集中した貴重な時を得た。

 それ以来、先生に足を向けて寝られない。
 人生観が変わってしまった。
 コンセプトワークとは、概念操作という意味だ。
 「スポーツバカ」を「スポーツ、ばっか」
 人生において、集中した貴重な時の経験に変換した。

 現在、HT君は、長崎ならではの病院の外科部長
    T君は、とある有名な会社の常務
    N君は、学校の先生
    もう一人は、不明
    僕は、東京の隅っこで
    細々とフリーランスのデザイナーをやっている。

posted by トモ兄 at 11:14| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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