2018年3月20日(火)〜2018年3月25日(日)の
動画を見た。
男子シングルスの決勝は、世界最高峰のペンホルダー許マとシャークハンド馬龍の試合。手に汗を握る戦いはもちろんだが、その技術にうっとりする。1ポイントを取るために選手たちはしのぎを削っているが、こんな試合はなかなか見られないので、できるだけ長時間闘って欲しいと思ってしまうぐらいだ。繰り返しになるが世界最高峰の技術はほんと魅力的だ。
しかし、問題なのは確実に東京オリンピックで、彼らと日本選手は闘うことになる。ドイツや韓国の動向も気になるところだが、目指すは中国打倒だ。男子は水谷隼を中心に若手選手の台頭もあり、国内の競争もこれまでにはないほどの激しさを増す。僕がもっとも期待しているのはWR7位(2018年03月)の丹羽孝希で、彼がゾーンに入ってしまえば、誰にも止められなくなる、そんな爆発的な能力がある。
まだ時期尚早で決めつけは良くないが、中国と闘うには成熟の水谷隼を中心に、カウンタープレイヤーの丹羽孝希と快進撃を続ける若き張本智和の力は最右翼だと思っている。
ドイツOP 男子シングルス決勝 許キンvs馬龍
https://youtu.be/nJi_LHiC4_c
許マ(中国) 1-4 馬龍(中国)
ドイツOP 男子ダブルス決勝 チョンヨンシク/イサンスvs馬龍/許キン
https://youtu.be/WYzH6MxhdQ4
鄭栄植/李尚洙(韓国) 0-3 馬龍/許マ(中国)
女子シングルスの決勝は、石川佳純が優勝した。ほんと素晴らしいと思った。余計な感想だが、一時期女性の男性化が盛んにいわれていて、石川佳純は出遅れていると思っていた。なぜならば、ドライブボールが最大の魅力的な得点源で、筋力強化は必然だった。しかしスピード化の対応が先決問題だったのか。今回の決勝戦で分かったことは、ドライブボールが強化されていた。つまり、筋力強化も進められていると思った。
女子も中国打倒だ。石川佳純を中心に女子選手はスピードアップのみならずパワーアップも同時に進められていて、東京オリンピックに照準を合わせている。また、女子選手は中国選手に勝つようになってきて、より期待が膨らむ。
ドイツOP 女子シングルス決勝 石川佳純vsソヒョウォン[フル]
https://youtu.be/MSTeiuQgVHY
石川佳純(日本) 4-1 徐孝元(韓国)
女子ダブルス決勝は、早田ひな/伊藤美誠が優勝した。このことはとても大きな価値がある。東京オリンピック卓球競技団体戦で優勝するためには、ダブルスが大きく貢献するからだ。そして、まだまだ伸び代があることを感じる。
ドイツOP 女子ダブルス決勝 早田ひな/伊藤美誠vsチョン・ジヒ/ヤンハウン[フル]
https://youtu.be/EOgJs8ynwhI
早田ひな/伊藤美誠(日本) 3-1 田志希/梁夏銀(韓国)
これからの世界大会は、全てがオリンピックの前哨戦となり、その国の代表選手の実力などに注目が集まる。また、個人戦の世界ランキング競争も激化し、目が離せない。
2020年東京オリンピックまで、あと2年。
中国卓球打倒のまたとないチャンスとなる。卓球ファンとしては、ほんと待ち遠しい東京オリンピックとなる。
ラベル:2020年東京オリンピック 期待が膨らむ