2019年01月21日

全日本卓球選手権後、世界ランキング競争が始まる

 天皇杯・皇后杯平成30年度全日本卓球選手権大会
 2019.1.14日〜20(日)丸善インテックアリーナ大阪
 スコアシート閲覧用 トーナメント表

 一般男子シングルスは
 優勝:水谷隼(木下グループ)
 一般女子シングルスは
 優勝:伊藤美誠(スターツSC)
 
 今回の全日本卓球選手権の感想は、水谷選手の「今回10度目の優勝を達成したので、最後の全日本にしたい」と、伊藤選手の、女子では初の2年連続3冠を達成したことが印象に残った。この結果は、賞賛に値する素晴らしい成績に違いない。

 しかし、彼らの目指すゴールは、もちろん来年に開催される東京オリンピック出場だ。今年は特別な年で、全日本卓球選手権のイメージが違って見えた。
 一言でいうと、オリンピックの前夜祭。これから厳しい世界のランキング争いの本番が始まる。
 
 ご存じのように、オリンピック出場枠は、今年12月の世界ランキング上位2名の出場が確定し、卓球協会の推薦枠が1名となる。

 なぜ、全日本卓球選手権が東京オリンピックの前夜祭かというと、全日本卓球選手権の成績は世界ランキングに反映されないが、水谷選手はこの前夜祭(全日本)で張本選手を破り、その勢いで、世界ランキングのより高い位置を目指したかったのではないかと想像する。 
 現在(2019年1月)の世界ランキングは、3位張本智和、9位丹羽孝希、10位水谷隼。
  
 水谷選手のことは、2005年度全日本卓球選手権から観戦している。これまでにいろいろなことを書かせてもらったが、後陣でロビングをしない水谷選手を、初めて見たような気がする。とにかく中国打倒を目指し進化し続ける、彼の努力は想像を絶する。 
 おそらく彼も、またファンも、若干の余裕を持ちながら、東京オリンピックで、格好良く花道を飾ることを願っている。つまり、水谷隼選手にとって東京オリンピックは、最高のパフォーマンスを披露できるステージということになる。

 伊藤選手は、自他共に認める強い選手になった。しかも卓球王国である、中国が最も恐れる選手でもある。こんなことを自信持って書けることが、このブログを始めたころのことを思い出すと、隔世の感がある。

 伊藤選手はとてもユニーク存在の選手だ。
 たとえば、有言実行型の計画性。伊藤選手は目標のゴールを設定し、そこから逆算し、そこに辿り着くための今の目標を立てる。現在(2019年1月)の世界ランキングは、3位の石川佳純に続いて7位に位置し、現在上位の中国選手に勝っている。しかも逆転する試合が多く、精神力の強さは天下一品ともいわれている。

 また、全日本選手権男子シングルスで、男子1.2.3位の選手はTリーグの木下グループに所属している。これは単なる偶然だろうか。同チームで練習を重ねていたことは、好影響したとが考えられる。ところが、伊藤選手は上位選手で唯一Tリーグに参加所属していない。伊藤選手は卓球競技にオフシーズンがないと発言したことがあった。このことから想像すると、よりオリンピックに集中したいということだろうか。
 いずれにしたも、僕には大きな賭のように思えるが、その結果は、まず今年の12月の世界ランキングに現れる。
 
 ちなみに、2015年08月06日に
 「体育館で、伊藤美誠を見つけた」
 で伊藤選手のゴールの設定を書いた。
 
 せっかちな卓球ファンたちは、完全にオリンピックモードに入った。中国が恐れている、強烈な個性を持って進化し続ける水谷選手と、何をやるか分からない伊藤選手は、今はまだ確定でないがメーンの選手だ。

 現在、男子世界ランキング3位の張本智和、9位の丹羽孝希、33位の大島祐哉。女子世界ランキング3位の石川佳純、9位の平野美宇、43位の早田ひなの熾烈な競争が世界の舞台で始まる。切磋琢磨され生き残った選手が、東京オリンピックの日本代表選手に選ばれる。
 
 今年1年間、選手たちは様々な方法で山頂を目指す。
 卓球ファンにとっては、見逃せない1年間だ。
 そして、選手たちには、最高のステージが用意される。
 
 頑張って!ファイト!
posted by トモ兄 at 18:08| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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