2019年08月28日

脱線するが、まとめてみたい

 お昼も、印刷入稿も済んだ。
 夕方まで時間が出来たので、その続きを考える。

 山中司著 
 自分を肯定して生きる プラグマティックな生き方入門
 第1章
 なぜ人生が「パッとしない」のか
 ---負のスパイラルの原因を探る---

 の結(論)の部分を強引に、しかも本書にない余計なことも付け加えまとめる。大丈夫、著者はこのブログを見ない。

 まとめのテーマは、
 人はそれぞれに代用不能なすごさをもっていて、
 『自分を肯定して生きる』ことが出来る。

 ここから脱線する。

 登幽州台歌  唐  陳子昂(ちんすごう) 
 
 幽州(ゆうしゅう)の台に登る歌

 前人見故人 (前に故人を見ず)
 後不見来者 (後ろに来者見ず)
 念天地之悠悠(天地の悠々たるを念ひ)
 独愴然而涕下(独り愴然として涕下る)

 高みから、遠い空間を見渡す。広大な空間から悠久の時間が連想されるとき、無限の時空のなかに、ちっぽけな自分を感じ、孤独感で涙が落ちた。
 しかし、ちっぽけな自分はかけがえがないゆえに、1個の全宇宙に匹敵する価値がある。自分がここにいるすごさを理屈抜きで体感した瞬間に、目から涙が溢れた。そうだ。
※このブログのネタ元に、加藤徹著 漢文力 (中公文庫)を随分利用させていただいた。この本も素晴らしく『漢文力』とは、思考訓練をするために、故人の思索を追体験することによって、漢文のもつ論弁的な教えを学ぶ意図的な活動です。もちろん、独愴然而涕下の紹介もあります。とてもいい本です。
 つまり、これが「人はそれぞれに代用不能なすごさ」のひとつなのだ。

 「プラグマティックな生き方」は、自己肯定から始まる。
物の見方、捉え方、どんな出来事も、経験も、長所にも短所にもできる。他人のモノサシが有利に働くのであれば気にしない。そうでなければ気にする必要はない。自分のことを「ダメだ」と思うことはやめにしよう。
 
 自分のことをすごいと思い続けて努力する人と、
 自分のことをダメと否定して頑張る人だったら、
 前者が、最終的にいろいろな意味で「パッとする」
 のではないか。

 繰り返しになるが、絶対に自分や自分の生き方を否定すべきではない。その考え方、拠り所、経験、弱さを大切にし、そのうえで、日本人的な考えとは異なる「プラグマティック」な考え方を、自分の中に「もうひとつ」の選択肢として『自分を肯定して生きる』ファイト(^_-)-☆

 つづく...
posted by トモ兄 at 16:56| 東京 ☔| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
立命館の山中です。ちゃんと見させていただいていますよ!
本も読んでいただきありがとうございます。印刷関連でかなりお忙しくされているようですが、応援させて頂きます。
言語論もおかげさまで再開講となり、またどうぞ宜しくお願いします。
Posted by 山中 司 at 2019年09月15日 06:17
 9月14日の夕方、修業としか言いようがない仕事が一段落つきました。大変遅くなりましたが、今日気付きました。コメントありがとうございます。

「教養としての言語論:言語は私たちをまやかし生きにくくさせる」は、新たな知識を得たことは勿論ですが、具体的に日常生活で役立ちます。たとえばヘボコーチをしていますが、タブレットを購入しコーチングに役立てたいと考えています。

 また、「自分を肯定して生きる プラグマティックな生き方入門」は、僕にとってこれからの生き方の参考書です。ほんと至れり尽くせりで素晴らしい本です。しかし、素晴らしいだけではもったいないので、テーマを決め、読書前と読書後にどんな変化があったかを読者感想文でまとめてみたいと考えています。

 言語論については、再度ディスカッションに投稿したいと思っています。
Posted by TOMOB at 2019年09月16日 01:42
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