2019年11月02日

やっと普通に戻った感(人生行路)_2

 約10年前に、連鎖倒産の憂き目に。その倒産情報を事前に知らされていたが、何も事前に手を打たなく何とかなると思った。その何とかが、全く何とかならなかった。ここに最大の失敗があった。

 つまり売上が0に。しかたないと言いながら、座して死を待つわけにはいかない。遅ればせながら様々な手を打った。その1つが、住宅金融公庫ローンの返済期間延長で、条件変更の再契約を結んだ。現実的ではないが、90歳で完済になる。

 2〜3年前から、借り換えローンを利用しようと思ったが上手くいかなかった。2年間で3回申し込み、なぜ通らないのか理由をしつこく尋ねたが、分からないの一点張りで教えてくれなかった。そして最近、また別の銀行に再度挑戦。結果は同じだったが、住宅ローンの融資担当者に電話での相談だったからなのか、それとも事前審査申請の前だったからなのか。審査に通らない一般的な理由として教えてくれた。しかも、他のローンの提案と、また別の方法も進められた。

 他のローンとは、住宅や年金等を担保にし住宅ローンの利息のみを支払う。最終的にはその物件を処理(銀行は現金化)する。日本ではまだ一般化されていないそうだが、超高齢化に対応する、住宅ローン返済のための1つの方法らしい。考えてみると分かるが、収入が少ない高齢者にとって、存命中は低額の利息のみで住居が確保される。ところが、結局は分譲であっても最終的には手放すことになる。つまり、子供たちに財産を残すことが難しくなる。この契約はメリットとデメリットがあり、高齢者がどう判断するかに掛かっている。

 最後に、返済期間を元の返済期間に戻す方法も進められた。その提案は担当者の考えも想像できるが、実は相談した銀行に何のメリットもない。なぜならば、絶対とは言えないが、この返済期間の条件で十分に返済できるからだ。

 銀行は、僕の将来を年齢も含め取りまく環境をデータ化し判断する。僕は、情緒と希望的観測で訴える。要は審査に通らない理由はここにある。しかし、人生が100年時代に突入すると、おそらく住宅ローンの返済方法も変わらざるを得ないのか。つまり、従来の教育→仕事→引退という常識的なプロットタイプは変化し、そこで、新しいオプションに自己投資できた人とできない人とでは、希望的観測であってもコスト負担をできる能力は現実味を帯びてくる。

 10月の後半は、いくつかの銀行や、住宅債権管理回収機構に何回も連絡し検討した。その結果、理想的な方法ではなかったが、返済期間を元に戻すことにした。すでに住宅債権管理回収機構に何度も電話で打ち合わせし、申請するための書類を郵送して貰っている。これでほぼ解決した。

 住宅債権管理回収機構の担当者に現状の返済期間と元の返済期間の、総返済額を試算して貰った。すると恐ろしいほどの返済差額があった。借り換えローンを利用することが理想的だったが、ひとまずこの条件で十分だと思った。とても難しいと思うが、可能性として繰り上げ返済の方法もある。

 プラグマティズムのキーワードは現状で「役に立つ」ことを選択すること。人生航路上で大きな問題が発生した。理想論や悲観論を語っても無意味で、破産するようなことがあれば元も子もない。できれば理想的な方法で解決したいところだが、現実的には理想からの譲歩だった。結果的には「役に立つ」=「妥協の産物」だったが、それでもメリットがある。

 これまでが異常だった。やっと普通に戻った。
 普通に戻れたことは、『とてもいいことだ』
posted by トモ兄 at 12:55| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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