2008年02月05日

■娘のリクエストは、星の図鑑

娘の誕生日が近づいてきた。カミさんから、何だか知らないけれど、誕生日プレゼントに星の図鑑が欲しいそうよ。と間接的にリクエストがきた。そんな趣味があったのかな?また気まぐれが始まった。すぐに飽きてしまうだろう。
この性格は僕の(父親)DNAそのもので、怒るにも怒れない。今更だが、娘は僕の鏡なのだ、やっぱり親子なのだと感じる。

僕も一時期、星に興味を持った時期があった。
正確には、星そのものよりもその人の考え方に驚き、その人の著書を読み始めた。きっかけは、山鳥重著『「わかる」とはどいうこと』かを読んでいて、偶然というしかないが、野尻抱影というひとにつながった。
星の図鑑は、どんなものがあるかまだ調べていないが、
野尻抱影著『新星座巡礼』を一緒にプレゼントしよう。

山鳥重著『「わかる」とはどいうことか』と
野尻抱影著『新星座巡礼』とは、こんなふうにつながった。

山鳥重さんは、事実(客観的現象)と心象(主観的現象)の違いをとても分かりやすく説明しています。

  太陽が東から昇り、西に沈むのは、地球が自転している
 せいで、太陽が動いているせいではありません。しかし、
 われわれには太陽が昇り、太陽が沈むとしか見えません。
 動いているのは太陽であって、じっとしているのはわれわ
 れです。
  地球の自転が事実で、太陽が動くのは心象です。

つまり、事実(客観的現象)は心がなくても起こる現象で、心象(主観的現象)は、心がとらえる現象です。心の動きにとって重要なのは心象で、客観的な事実ではありません。心は心象しか扱えないそうです。そして、「太陽が昇る」「太陽が沈む」ということを心象化し経験できますが、「地球が自転している」という事実は経験できません。と結んでいる。

なるほど、なるほど。
そうすると、事実(客観的現象)を心で感じとることは、とんでもなく難しいようだ。もし心象で地球の自転を感じたら、宇宙船地球号なのか、はたしてどんな世界に見えるのだろうか?感じるのだろうか?

そんな、とりとめもない感想をもっていたときに、

 「一ヵ月に一度くらいは地球の上に乗って
  回っているんだということを思い出しなさいね。」

という言葉に出合った。とんでもない発想力だと思った。
調べてみると、星の抱影と言われている野尻抱影さんの言葉だった。そして、この言葉は、松岡正剛さんによる解説ページに載っている。

『新星座巡礼』を読み始めたとき、もっと早く知り合いたかった思った。この本は一般読者に対して、星の様々な話を紹介している。文章は素晴らしくとても美しい。

松岡正剛さんは解説で、

 私は、こういう人が日本にいたことを
 ただただ感謝するばかりだ。

と結んだ。


僕は、星の図鑑と野尻抱影著『新星座巡礼』を
いっしょにしてプレゼントしようと、思った。
posted by トモ兄 at 01:05| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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