2008年02月16日

■50歳のスポーツ 卓球ヘボコーチ_4

ピクチャ 1.jpg
僕はヘボコーチでしたが、それなりに考えていました。
指導している高校生(Aくん)は、素直な子でしたが気力に弱い部分がありました。そこで、不安材料を少しでも解消して得点能力を高めるためにいろいろと考えてみました。最後の試合では、いきなり白いゾーン(第2曖昧)に突入してしまい打つ手がありませんでした。練習では常に、結局は試合が始まると孤独な戦いになるので、ベンチコーチとしてアドバイスするが、自分自身でも考え現状を打開することをいってきました。だから、一方的にコーチするのではなく、彼自身にも考えさせるようにしてきました。

この図は、ヒューマンエラーの分類と推移を参考にし、試合の分析・アドバイス用に作り変えました。


もし、スポーツでコーチングしている人がいたら、僕のようにヘボコーチにならないためにも、稚拙ではありますが[判断・コントロール能力の推移モデル]をご紹介したいと思います。ヘボコーチから一つだけアドバイスすると、多くの選手は、徐々に推移するのではなくいきなり「第2曖昧」になるようです。その後はどうぞご自身でお考えください。実際に書いていた卓球ノートです。何かの参考になれば。
卓球ノート_試合でのアドバイス

Aくんのモチベーションを一言でいうと、目標としている試合で、最高のパフォーマンスを発揮したいということにつきる。コーチとして肝に銘じなければならないことは、試合は練習でないことだ。練習では、Aくんの意欲と能力を引き出すために、自立的な学びをサポートしてきたが、試合では、ベンチコーチの役割が全く違ってくる。試合は連続的な情報の集合と捉えることができ、混沌とした情報を役立つアドバイスに変換し得点能力を高めなければならない。まず、アドバイスするための基礎的データとして、直感レベルでしかもスピーディーに、選手の状態を分類・分析できないかと考えた。

そこで、得失点と決断力の関係に着目した。試合では決断力の発揮が状況にかなり影響する。決断力とは、選手のもって生まれた性格も影響するが、分類を極力シンプルにするために、選手の判断能力とコントロール能力の相乗効果とする。決断力と得失点率の関係と、決断力と判断・コントロール能力の関係をボックスチャートにまとめ視覚化した。できあがった概念図の名称を[判断・コントロール能力の推移モデル]とする。目的は、選手の状態を大雑把に把握。使用方法は簡単。選手の状態を4つのゾーンのどれかにプロットする。ゾーンの特徴を基礎的データとし、効果的な作戦(戦略)を選択しアドバイスする。

[判断・コントロール能力推移モデル]の●特徴と◎アドバイス
●青は、コントロール能力と決断力も高く得点率が高い。
◎作戦が有効であり継続を指示する。
 何が効果的だったのか具体的に伝える。
●黄は、二つの能力と決断力が曖昧であるが、青に戻れる状態。
◎青と黄の点滅が多い状態で、作戦は若干の修正を指示。
 問題点解決方法と得点獲得も維持されていることを具体的に伝える。
●白は、二つの能力と決断力が混乱し、頭の中が真っ白な状態。
◎アガッている状態で、メンタルの部分を中心に指示する。
 興奮度が高くパフォーマンスが低いため、作戦の指示などは控え、
 気持ちを落ち着かせるのが先決。(深呼吸などでリラックス)
●赤は、二つの能力と決断力も低く失点率が高い。開き直りが必要。       
◎自信を失っている状態で、集中力と緊張感が低いため高める。
 (サイキング・アップの方法も試してみる)
 作戦の変更を指示し、勝ち負けよりもチャレンジャー精神で  
 全力を尽くすように指示する。不安感を抱かせないように注意。

僕はベンチコーチとして、[判断・コントロール能力推移モデル]をもとに、Aくんの調子と相手を客観的に分析し作戦を組み立て、Aくんと話し合って決めた5つの戦術で、もっとも効果的なものを選択する。

ベンチコーチとは、
試合で選手のパフォーマンスを最大化させるために、
作戦(戦略)をアドバイスすることだ。

目標の前哨戦となる試合は、Aくんにとって現在の実力を測るバロメータとなる。僕にとっても、コーチング能力が問われることになる。

まだ洗練されていないが、歩々前進 トモ兄。
ラベル:アドバイス
posted by トモ兄 at 11:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック