2021年03月20日

映画「判決、ふたつの希望」を見た

 相変わらず、無節操に映画を見る。

 たとえば、ここ7本は
 ◎「トラッシュ!-この街が輝く日まで-」◎「フィフス・エレメント」◎「オン・ザ・ミルキー・ロード」◎「エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語」◎「ダンケルク」◎「ビリーブ 未来への大逆転」◎「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり」

 昨日は今年14本目の「判決、ふたつの希望」を見た。ストーリーは、レバノンの首都ベイルート。その一角で住宅の補修作業を行っていたパレスチナ人の現場監督ヤーセルと、キリスト教徒のレバノン人男性トニーが、アパートのバルコニーからの水漏れをめぐって諍いを起こす。このときヤーセルがふと漏らした悪態はトニーの猛烈な怒りを買い、ヤーセルもまたトニーのタブーに触れる “ある一言”に尊厳を深く傷つけられ、ふたりの対立は法廷へ持ち込まれる。

 背景的にレバノンとパレスチナは、歴史的なネガティブ(憎しみと暴力)スパイラルを断ち切れない関係があったが、「謝罪を求める」裁判が国を揺るがす裁判劇へと発展していく。

 しかし、監督ジアド・ドゥエイリは、複雑な国内対立や偏在するヘイトや排他主義を踏まえ、制御不能な環境の中で、2人の主人公を次第に歩み寄らせ、「傷み分け*」で和解を見いだした。だから、監督ジアド・ドゥエイリの「判決、ふたつの希望」という物語の旅は希望を持って見終えた。

 これから、また無節操に旅へ出掛ける予定。

 ◎「シグナル」予告編
 MITに通うニックをジョナは大学のPCにハッキングしてきた 
 “ノーマッド”と言う謎のハッカーの正体を追うため、
 ニックのガールフレンドのヘイリーを連れネバダに向かう。
 そこで何者かにさらわれてしまう。目覚めたニックは、
 自分が何かに感染したために政府の研究施設に隔離された
 ことを施設研究員の男に教えてもらうが...。

 ◎「シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢」予告編
 19世紀末、フランス南東部の村オートリ―ヴ。日々、
 村から村へと手紙を配り歩く郵便配達員シュヴァルは、
 新しい配達先で未亡人フィロメーヌと運命の出会いを
 果たす。ある日、配達の途中で石につまずいた彼は、
 その石の奇妙な形に心奪われ、石を積み上げて壮大な宮殿を
 作り上げるという奇想天外な挑戦を思いつく...。

 ◎「家へ帰ろう」予告編
 アルゼンチンに住む88歳の仕立屋アブラハムは、施設に入れ
 ようとしている家族から逃れ、ポーランドへ向かうための旅
 に出る。目的は、70年前にホロコーストから命を救ってくれ
 た親友に自分が仕立てた「最後のスーツ」を渡すこと。
 人生最後の旅に”奇跡”は訪れるのか・・・・・・。

 ◎「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」
  予告編
 超高級フレンチレストラン"カルゴ・ラガルド"は、ベテラン
 シェフ・アレクサンドルのスランプで存続の危機に立たされ
 ていた。そんな折、アレクサンドルは天才的な舌を持つペン
 キ塗りのジャッキー・ボノに出会う。更に素人シェフたちも
 仲間に加わり、レストランを守ろうと立ち上がるが...。

 ◎「THE GUILTY/ギルティ」予告編
 緊急通報指令室のオペレーターであるアスガー・ホルムは、
 ある事件をきっかけに警察官としての一線を退き、些細な事
 件に応対する日々が続いていた。そんなある日、一本の通報
 を受ける。それは今まさに誘拐されいてる女性自身からの通
 報だった。彼に与えられた事件解決の手段は”電話”だけ。
 微かに聞こえる音だけを手がかりに、”見えない”事件を解
 決することはできるのか...。

 ◎「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」
  予告編
 カナダで最も有名な画家の、喜びと愛に満ちた真実の物語。
 モードは、買い物中に見かけた家政婦募集の広告を貼り出し
 たエベレットに興味を抱き、彼が暮らす町外れの小屋に押し
 かける。孤児院育ちで学もないエベレット。そんな2人の同
 居生活はトラブルの連続だったが、はみ出し者の2人は互い
 を認め合い、結婚するとに...。

 土曜日は、プライム・ビデオのウォッチリストに追加し、
 ブログには予告編のリンクも貼った。

「傷み分け*」とは、相撲で勝負が長くなって双方が疲れたら、水入りを挟んで、仕切り直す。それでも勝敗がつかないうちにどちらかが負傷して、もうそれ以上、勝負を続けられないことになったら...そのときは、行司が負傷していない方の力士に打診。不戦勝か、それとも痛み分けかどちらを選ばせる。不戦勝を選べば星ひとつ。痛み分けなら、自分も半星、相手も半星となる。

 相手の痛みを半分引き受け、文字どおり痛みを分かち合うのが「痛み分け・傷み分け」です。
それは、「お互いさま」にも通じる考え方。

 判決のふたつの希望とは、法律は万能でない。だから、傷み分けはどちらが正義なのかどちらが悪いのかを問うことではなく、背負っている歴史や傷みを分かち合うことになる。決してハッピーエンドではないが、そこには、希望が見いだされる。


posted by トモ兄 at 17:05| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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